空を仰ぐ
遮る物のないところで上を見ると、一面に青い空が広がる。都会にはない広い空。
■□
この土日は、自転車に乗ってあちこち撮りまわっていました。
自転車に乗るのにミラーレスってどうなんだろう、邪魔じゃないかなあ、なんて心配もしていましたが、全く問題ありませんでした。むしろこれぐらいの重量感があるほうが、安心感があって扱いやすい。peek designのストラップを使って、長さ調整をしながらたすき掛けにしています。すぐにカメラを構えることができて、便利です。
家で体を休めるのも必要なのだけど、天気が良い日は、どうにも体がうずうずしてきます。陽の光を浴びたい欲求が体の奥からふつふつと。この時期は日差しも柔らかくて、散歩するには本当にうってつけですよね。自転車に乗ってぶらりすることは散歩とは言わないのかな。ポタリング?
のーんびり漕いで、良いなと思った瞬間があれば、カメラを構えてぱしゃり。これ以上ない幸せな休日を過ごしました。また1週間、がんばろう。
■□
空ってすごく魅力的な被写体だと思います。あんまりにも空がきれいだったので、という理由でシャッターを切ったことがどれほどあることか。
でも、空だけを撮るのってあまり好きじゃないんですよね。面白味がないような気がして。空だけ撮るならどこでもできちゃうような。実際に僕が見ている視界には、空だけじゃなくその周りの風景もあって、きっとそれらも含めて「空がきれいだ」って思うんじゃないかな、と。
だから、何かと絡めて撮ると、より魅力が増すんじゃないかなと思っています。
菜の花。春らしいかわいらしさ。
鉄塔。菜の花を撮っていて、ふと振り返ったらずどんとそびえていた。この直線のラインがかっこよくて好き。光を反射する金属の質感も好き。固くなりすぎないように、露出はかなり高めに。雲はほぼ白飛んでますね。
菜の花のやわらかいふんわりした雰囲気と、鉄塔のがっしりとした固い質感を並べてみました。