資格"証券外務員2種"を取得しました。使った参考書とか、勉強時間とか。
大学4年は暇なのだろう、とはただの思い込みでした。ゼミのプレゼンでてんやわんやしたり卒論を書いたり、自動車免許を取るために必死に車を運転したり、内定先から指定された資格の勉強をしたり…。
そんなわけなのですが、証券外務員二種の資格は、無事に取得することができました。
某巨大掲示板や金融関連ブログを読んでいると、「証券外務員2種は常識レベル」「落ちたらヤバイレベル」などなどあってびびっていたのですが、とはいえ「金融とはなんぞ」というてんで知識のない初学者の僕としては、振り返ってみるとそれなりに大変でした。
そんなわけで、証券外務員二種取得に至るまでの道のりを振り返ってみたいと思います。
参考書
僕は参考書は紹介されたものをそのまま購入し、使っていました。
フィナンシャルバンクインスティチュートというところから出版されている「うかる!」シリーズです。
うかる! 証券外務員二種 最速問題集 2013-2014年版
- 作者: フィナンシャルバンクインスティチュート
- 出版社/メーカー: 日本経済新聞出版社
- 発売日: 2013/09/20
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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- 作者: フィナンシャルバンクインスティチュート
- 出版社/メーカー: 日本経済新聞出版社
- 発売日: 2012/09/21
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- 購入: 1人 クリック: 1回
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2016年度版はこちら
うかる! 証券外務員二種 最速テキスト 2015-2016年版
- 作者: フィナンシャルバンクインスティチュート
- 出版社/メーカー: 日本経済新聞出版社
- 発売日: 2015/09/17
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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うかる! 証券外務員二種 最速問題集 2015-2016年版
- 作者: フィナンシャルバンクインスティチュート
- 出版社/メーカー: 日本経済新聞出版社
- 発売日: 2015/09/17
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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今でもこの記事にアクセスしてくださる方が結構いらっしゃいます。
証券外務員 テキスト おすすめ 勉強時間 勉強方法、などのキーワード。参考にしていただいているようで何よりです。
2015/10/5追記
テキスト、問題集でそれぞれ一冊ずつあり、けっこうボリュームがありました。
イラスト付きだったり、項目ごとに分かれていて、大枠を捉えやすかったので、気にいっています。
他のテキストと比べたわけでもないのでなんともいえないですが、オススメといえばお勧めです。
一つ言うとすれば、欄外に小さく注釈が書いてある部分が多々あるのですが、勉強中はこれを見落としてしまって後から見返したときに「あっこれかー!」となることが2,3度ありました…。いったいどっちが本文なのだ。
勉強時間
ほぼ日手帳の時間軸の欄を使って、毎日どれだけ勉強していたのかをメモしていました。
まとめたところ、勉強時間は総計で2850分(47時間30分)ということです。
11月25日から勉強を始め、12月17日が試験日でした。
とあるサイトには、1日1時間を3か月続ければ余裕なんていう記述もあったのですが、ぼくの場合は短期決戦で挑みました。勉強しなかった日もいくつかあるのでそれを除くと、勉強日数は18日。約3週間です。
1日の勉強時間は平均2時間40分となりました。
結果的には、短期決戦で臨んで良かったと思います。少ない時間で効率的にやろうと常に意識できたし、短期間の間だったので、勉強をしているうちに以前やった内容を忘れる、なんてこともありませんでした。
勉強方法
勉強方法はいたってシンプルで、各章ごとに以下のサイクルを繰り返していました。
1.テキストを丁寧に読み混む
2.問題集を解く
3.答え合わせをし、合っている問題にはチェックを付けていく
4.間違えた問題、わからない問題を、テキストに戻って復習する
1,2,3が終わったら次の章へ進みまた同じことを繰り返します。
全章を読み終えた後は、2週目としてまた最初の章から、今度は2,3,4を行っていきました。
全体を3周繰り返したところで、ちょうど試験日前日だったと思います。
もちろん、苦手な章や分野は重点的にそれ以上に繰り返し行っていました。
勉強していく中で、一番つらかったのは1周目でした。
全く知らないような言葉、概念の羅列で、そもそも今読んでいるところが理解できなかったりだとか、他との関連性が見えてこないので掴みづらかったりだとか。
逆に、1周目を終えて試験内容全体の大枠を掴めたあとはだいぶ楽になりました。ひたすら細かい部分を詰めていく作業になるので、問題を解く→間違えたら復習の繰り返しです。
実際の試験
問題集の全問題にチェックがついてバッチリ、という状態で試験に臨みました。
しかし、実際の試験は、問題集とは全く違いました。
問題集に載っていた問題とは形式が違うものがあったり、問題集では一度も触れられていなかった細か~いところが出題されていたりと、だいぶ戸惑いました。
僕は問題集を中心に回していたので、そこでカバーされていないようなテキストの部分はけっこう抜けがあったみたいです。
「問題集に載っていないところは軽く読んでおけば大丈夫だろう」とタカをくくっていなければ、試験中あんなにヒヤヒヤな思いはしないで済んだことでしょう…。
ただ、それでもおそらく点数的には余裕で合格ラインは超えていたはずです。ひやひやしたくない、確実性を上げたい、という方は、テキストの注釈部分にまでちゃんと目を通しておくと安心です。
外務員になるわけではないので証券外務員一種をとることはないでしょうが…もし次があれば、テキストに載っている項目は全て出題範囲であるという認識のもとで漏れのない勉強をしていこうと思いました。
大学受験やら高校受験やらの懐かしい気分を味わえて、なかなかこれも楽しかったなあ、と思います。