東京近郊のキャリーミー販売店 独断と偏見によるまとめ
今では愛機としてあちこちに輪行しては乗り回しているキャリーミー。
購入前には、当然、他の折り畳み自転車と比較し、検討を重ねました。ネット上でスペックを見たり、使用者のブログを読んだり参考にしていますが、何よりの決め手となったのは、店舗に行って実際に現物に触れ、試乗をしたことでした。
そもそもどこで売っているのかわからない。お店選びも大変だ。
あたりまえのように近所のイオンサイクルにはありませんし、アサヒサイクルにも、ホームセンターにもありません。さてどこで買ったらいいのだろう、と。
そのとき調べて知ったのですが、そもそも、折り畳み自転車を取り扱っている自転車屋さんって、そんなに多くないんですね。考えてみれば結構ニッチな分野なんでしょうね。お店を調べるのも、けっこう苦労した記憶があります。
立地、比較したい車種がそろっているか、輪行カバーの取り扱いは、購入後のサポートは、などなど。折り畳み自転車、何を乗るかということに加え、どこで買うか、のお店選びもけっこう大事ではないでしょうか。
独断と偏見でキャリーミー取扱店をピックアップ
webや自転車雑誌などで調べる中で、候補としてあがってきた東京近郊のお店がこちら。
サイクルハウスしぶや
Green Cycle Station
Loro日本橋店
お店ごとにどう違うのか?
購入後のサポート
自転車は買ってからも定期的なメンテナンスが必要だったりする、らしい。考えてみれば当然で、走っていればタイヤは消耗するし、チェーンだって伸びてくる、車体も汚れや傷ができてくるかもしれない、部品もネジがゆるんだり摩耗したり。いろいろある。そんなわけで、車を車検に出すのと同じように(出したことないけど)、自転車にもメンテナンスが必要のようです。もちろんそれ以外にも、何かトラブルがあった際に相談に乗ってもらったり、不備があれば修理を依頼したり。
どの店舗でも基本的なことはお願いできるのだろうなあという認識はあったものの、全くの自転車初心者の僕としては、GCSさんのロングライフサポート| Green Cycle Station このページは非常に参考になりました。
せっかく良い自転車を買うのだから良い状態で長く使いたいという思いは当然のようにありつつも、そもそも定期点検・メンテナンスが必要だという認識すらありませんでした。そんな自転車初心者の僕は、「長く使うためにはこうすればいいですよ」というGCSさんのHPから、ユーザー目線、初心者目線の配慮を感じたのでした。
輪行カバーの取り扱いもお店によって様々 見た目、機能、価格…
カバーだけ違う店で買うことももちろんできるんですけどね。メーカー純正のカバーだけじゃなくて、各販売店がそれぞれ独自の輪行用カバーを作っていたりします。
僕が使っているのはこの二つ。主に一つ目の薄いほうをメインにしています。二つ目の厚いほうは、結構な遠出をするときに使います。荷台に横にして置くシチュエーションなんかにはこっちですね。
- キャリーミー専用 イージーキャリングカバー | 折りたたみ自転車・ミニベロ専門店 GREEN CYCLE STATION
- キャリーミー専用 キャリーバッグ | 折りたたみ自転車・ミニベロ専門店 GREEN CYCLE STATION
Loroさんでは3wayキャリーバッグというのを取り扱っていて、個人的には今これが気になっています。
商品情報 :: カバー・輪行袋 CARRY ME用3WAYキャリングバッグ :: 折りたたみ自転車・小径車・リカンベント専門店 :: LORO HPV Group ローロ HPV グループ
立地 トラブル時に気軽に対応できるのは、やっぱり家から近い店舗
できるだけ近いほど、何かあった際に対応しやすいですよね。
僕がキャリーミーを購入するにあたって、実際に訪れた店舗はこの2つ。
サイクルハウスしぶや
www.cycleshibuya.com
東京都 お花茶屋駅 親しみ深い商店街のど真ん中にあります。
今回紹介したお店の中では一番自宅に近いことから、まず最初にこのお店を訪問しました。自転車について何も知らない素人の僕に対しても、懇切丁寧に説明してくれました。
訪問時に想定していた要望としてはこんな具合です。
- 使用用途…旅先でのちょい移動、街乗り・散策。現地までは電車で、そこからの移動に折り畳み自転車。
- 求めるもの…携帯性。手軽に持ち運んで使えることが第一。
- 検討している車種…Brompton、キャリーミー、ファイブリンクス
初めて訪れた折り畳み自転車専門店ということで、右も左もさっぱりわからない中、いろいろ教えてもらいました。上記の要望に対して、キャリーミーが最有力だろうとか、金額と使用スタイルによってはブロンプトンもあり、ちょっと車体は大きくなるがpecoという車種もある…などなど車種選びのアドバイスもいただいたり。また、リクセンカウルを取り付けたらどうなるか、なんて話も聞けました。荷物を背負わずに、自転車に取り付けるっていう発想がそれまでなかったので、ちょっとした目から鱗。
お店に着いたころから突然の小雨が降り始めていたものの、エアータイヤモデルの試乗をさせてもらいました。初めて乗った感想としては、とにかくおっかなかったです…。ハンドル超敏感、段差の衝撃でずれた眼鏡ポジションを直すのに片手を離すのにもいちいち戦々恐々してました。(今ではバランスの取り方がわかってきて、問題なく片手話せるようになりました。ただ、ふとした一瞬でバランスを崩しかねないので、油断大敵。)
Green Cycle Station
www.gcs-yokohama.com
神奈川県 馬車道駅 山下公園が目と鼻の先、赤レンガ倉庫も近い。
しぶやさんに引き続き、キャリーミーを試乗。しぶやさんで実際にキャリーミー、brompton、pecoに触れ、キャリーミーの圧倒的な輪行性能を目の当たりにしたことで、ここに来た時点でキャリーミーを買うことはほぼ心に決めていました。あとはエアタイヤモデルとソリッドタイヤモデルをどちらにするか、カラーをどうするかの選択。GCSさんにはどちらのタイヤモデルも置いてあることをHPで確認してあったので、その乗り比べをさせてもらいました。
結論としては、ソリッドの乗り心地は耐え難し。台車に直に乗っているような、すさまじい振動であっという間に手がしびれるほど。整った舗装路だけを走るならまだしも、街乗りを考えると、小さな段差だったりタイル張りというのかレンガ張りというのか、小さくがたがたする道も多いわけで、そうなると、これはさすがに厳しい。パンクを考えなくていいメリットは大きいけれど、それ以上に、乗り心地の悪さから乗らなくなってしまうのではという懸念が勝りました。
これらを踏まえて、最終的にはキャリーミー 2015年版 エアータイヤモデル オレンジに決定。
そして、ちょうどその時に輪行カバープレゼントのキャンペーンもやっていましたので、上述のロングライフサポートで感じた安心感なども加味して、GCSさんでの購入を決めました。
家から2時間弱と、だいぶかかってしまうのですが、店員さんの対応、その後のフォローなど、総合的に考えて、GCSさんで購入を決めて良かったと思っています。
店舗に寄る際は、帰りに山下公園を散策して、赤レンガに立ち寄ることもできるので、ちょっとした小旅行気分で楽しめるというのも、ちょっとしたポイントになっていたりします。また別の意味で、立地って大事。
いろいろ書きましたが、やっぱり、自分で店舗に足を運んで、実際に店員さんから話を聞いてみる、実際に自転車に触ってみる、乗ってみる、ということが購入する上では大事です。キャリーミーを買う際の参考にでもなれば幸いです。