暮らし記

ふたり暮らしの記録。

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レトロな外観のカメラに憧れて、ミラーレス一眼 X-T10を購入しました。さっそく作例ご紹介。

すっかり写真が趣味になりました。写真を撮ることも好きだし、撮った写真を見るのも好きです。 平日含めて、カメラを持ち歩かない日はないといっても過言ではありません。(毎日撮っているわけではない…)

これまではSonyコンデジでやってきたのですが、このたび、ミラーレス一眼を購入しました。熟考の末の、Fujifilm X-T10。ついに! ボディの大きな! レンズ交換式!(公式には小型軽量が謳われていますが、これまでコンデジ一筋だった僕からすればずいぶん大きく感じます)
FUJIFILM デジタルカメラミラーレス一眼 X-T10ボディ シルバー X-T10-S

これまでのカメラ遍歴「携帯電話→スマフォ→コンデジ」からは一線を画す、超えられない大きな壁を越えてしまったような。大袈裟ですが、カメラ人生第二期とでもいいましょう。それだけ大きな買い物でした。お財布的にも。テンション上がりっぱなしです。

「出掛けた先で写真を撮る」から

カメラを始めたのは去年の7月。きっかけは、旅行先や自転車で出掛けたときに見つけたもの、きれいだな、いいな、と感じたものを撮りたいと思ったことでした。

コンパクトで簡単に持ち運べて、いつでも素早く撮ることができる、ということを念頭に選んだのがこちら。SONY DSC-RX100 M3。

本当に小さくて邪魔にならないので、いつでも鞄の中に潜ませていました。出掛けた先で「いいなー」と思うシーンがあれば、ぱしゃりとしていました。

「写真を撮るために出掛ける」へ

いつの間にか、写真を撮ること自体がとても楽しくて、もっと写真を撮ることを楽しみたいと思うようになりました。そうなると、写真を撮るための道具である「カメラ」にも、ふつふつと、いろんな思いが沸くようになりました。

RX100 M3はコンパクトで高機能。こんなに小さなボディにいろんな性能がぎゅっと詰まっていて、本当になんでもできちゃいます。いつでもどこでも自由度高く写真を撮ることができる、という目的において、これ以上はないんじゃないかって気がしています。(やっぱりズームは便利です)

一方で気になるところはあって。

  • 見た目が好きじゃない。メカっぽい。カメラというより、ガジェットっぽいというか…。
  • 操作性が好きじゃない。ボタンでの操作が味気ない…。

という、写真それ自体には直接的な影響はなさそうな「外観」。こだわり。本当に「趣味」の域ですよね。「弘法筆を選ばず」といいますが、趣味という域においては「凡人筆を選ぶ」となるのです。仕方がない。それが好きなんだから。

メカメカしくて、アナログちっくでレトロな雰囲気、見て触っているだけで気分が高揚するような素敵なカメラを使いたい…!

結局、僕が購入したのはFujifilmのX-T10という機種。ずばり購入の決め手は「一目惚れ」でした。

ネットで「レトロ カメラ」「レトロ ミラーレス」のようなキーワードでひたすら調べたおし、ヨドバシカメラ秋葉原店に通う日々を過ごしました。ネットで調べていたり、店員さんの話を聞いていると、いろんな情報に触れることになります。

フジ機は色がいい(フィルムメーカーとしてのこだわり)だとか、AFが進化している(これまでは使い物にならなかった)だとか、フジノンレンズと呼ばれるレンズが安価ながらも素晴らしい写り(Xマウントという1種類に限定しているおかげでコストを抑えられる)だとか。

ただ、細かいことはいいんです。シルバーのいかにもアナログ感のある見た目と、ダイヤルをかちかち回す操作性に一目惚れしたんです。もちろん、長く付き合っていくつもりで購入しているので、いろいろ調べはしました。でもそれも、後付け。一目惚れした気持ちを後押しするため以上のものではありません。

レンズの交換方法すら今回初めて知ったぐらいですから、まだまだ使いこなせていないことばかりです。これからどんどん使っていきますよー!

さっそく上野界隈を散策。ぱしゃり。

いろいろと設定を変えつつ、RAW撮影→カメラ内現像です。jpeg撮って出しと変わらないはず。フィルムシミュレーションでいろんな色合いを得られるのがとても楽しい。ちなみに、全てキットレンズXF18-55mmF2.8-4 R LM OISを使っています。ずっしり感がいいです。

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その他に検討した機種たち

FUJIFILM X-T1

今回購入したX-T10の上位機種。グラファイトシルバーエディション、というカラーの渋みが素晴らしいのです。ただ、X-T10との性能面での差はそんなになくて、大きなところではX-T1は防塵防滴仕様になっていること、ダイヤルが二段式になっていてよりアナログな操作ができるというところ。

選ばなかった理由としては、この二段式のアナログはむしろ使いづらいなあと感じたことと、防塵防滴が必要なシチュエーションで撮ることもないなあ、ということですね。価格面でも、X-T1=X-T10+レンズ1本、ぐらいにはなるので、後者を取ったという判断もあります。

OLYMPUS OM-D E-M10

そこそこ手軽なお値段(手頃の感覚がおかしくなってきている…)で、ダイアルたくさんのアナログ感。ただし、ちょっとゴツすぎるかな…という印象でした。

OLYMPUS PEN-F

OLYMPUS ミラーレス一眼 PEN-F Body SLV

OLYMPUS ミラーレス一眼 PEN-F Body SLV

つい先日発売されたばかりの最新機種。レンズキットで20万円という高級品です。店頭で「お、かっこいい」と手に取った後で値札を見て驚愕しました。見た目もイメージどおりで、触ってみた感じもとても好きでした。レンズキット込みで13万円ぐらいなら本気で悩んだかもしれません。

いじってみた感じとしも好きでしたが、 最初に値札を見た時の衝撃が頭から離れず、無意識のうちに候補外へ。一目惚れしたX-T10を超えることはありませんでした。むしろX-T10を選ぶ理由付けの一つになったかもしれません。かませ犬的な立ち位置。ちょっとなあ、高いよなあ…。

OLYMPUS PEN E-PL7

PENシリーズはとてもおしゃれな可愛らしいカメラ、というイメージがあります。想像通りの良い雰囲気でしたが、ちょっとシンプルすぎるかなあ、ということで候補外。

Nikon Nikon1 J5

検討初期段階で候補に挙がった機種です。なにより安い。検討初期で自分の要望を詰め切れていなかったので、連射性能がいい(動くものを撮るのが楽しそう)とか、望遠ズームがレンズキット(望遠楽しそうだなあ)とか、いろいろ気になるところがありました。が、結局は見た目(レトロ感)がいまいちなのと、望遠も連射も必要条件ではないなあということで落選。