佐倉をぐるりと観光。歴史と自然の佇まいが素敵な町をX-T10でスナップ撮影。
本日、千葉県の佐倉を散策してきました。お目当ては、佐倉市にあるDIC川村記念美術館。レンブラントの「広つば帽を被った男」やモネの「睡蓮」などといった有名作品も展示してある美術館です。
一度行ってみたいとずーっと思っていたところ、突如有休を取得できたので、「平日の空いているうちに行こう!」と朝一から行ってまいりました。もう大満足です。後日これについて記事を書きたいぐらい。
美術館を見てそのまま帰りました、なんてことはなくて、先日購入したFujifilmのミラーレス一眼"X-T10"をお供にちゃっかり町歩き&撮影もしてきました。新しいカメラを使う楽しさに比べれば、寒さもなんのその。(もう3月なのに、なんでこんなに寒いの…)。
カメラを片手に歩いていると、普段は気にすることのなかったものも目に入るようになって、町並みがいつもよりぐっと身近になるような、魅力が増すような気がします。「見方」が変わるのでしょうね。その意味でも、X-T10の「カメラを使っている」感は大いに意義があると思います。
佐倉を町歩きしたスナップ写真、作例をいくつかご紹介。
モノクロ(+R)で撮影
X-T10 作例紹介 佐倉のスナップ撮影
使用したレンズは、単焦点XF35mmF1.4 R。いつのまにレンズ増えたの、とか、そんなことは聞かないでください。
FUJIFILM XFレンズ FUJINON XF35mm F1.4 R 単焦点 標準 F XF35MMF1.4 R
- 出版社/メーカー: 富士フイルム
- 発売日: 2012/02/18
- メディア: Camera
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佐倉駅。
背の高い女性と学ランの男子高校生…かと思いきや。銅像です。逆光でシルエットになっていたこの二人(?)の組み合わせが面白くて。学生さんが動かないうちにと思って、ファインダーも液晶も見ないでぱしゃり。案の定、次の瞬間には学生さんは移動してしまいました。スナップ写真の醍醐味、というところでしょうか。
フォトギャラリーの看板を見かけて、中をのぞいてみると…。もう使われていないのでしょうか。それでも立てかけてある写真に風情を感じました。
突如現れた激坂。前のめりにならないと登れないぐらいの急勾配。地元の人は、当然のように自転車から降りて登っていました。
武家屋敷のある通り。なんと本日付で国の登録有形文化財になったのだとか。佐倉にはもともと佐倉城というお城もあったそうです。(今は佐倉城址公園に跡地として残っている。)実はけっこう力のあった地域なのかもしれません。
ひよどり坂。竹林のトンネルが素敵な坂道。武家屋敷の近くには、竹に囲まれた素敵な雰囲気の坂道がたくさんありました。F1.4のボケ味すごい。
雨上がりの竹やぶで。水たまりの映り込みにピントを合わせています。今日たくさん撮った写真の中で、1番のお気に入りです。
水たまりに反射する竹林。ありきたりなイメージですが、思わずぱしゃり。
道端にある排水溝(鉄格子?) 水と光の組み合わせは、ついつい気になってしまうようです。自分の好みなのかも。上2枚含め、モノクロが映える表現なのかなあとも思います。
麻賀多神社のねこさま。近づいてカメラを構えたらすり寄ってくるほどの人懐っこさ。なすすべなくひたすらすり寄られること十分弱。飽きたのか定位置にお帰りになられたところでぱしゃり。
ポストの佇まいが素敵。(赤が薄くなってしまった。+Rではなくて+Gにしたほうが良いのかな…)
佐倉市立美術館のエントランス。影絵が幻想的です…。
駅前の通りにある"時代カフェ"さん。昨年10月にオープンしたばかりだという古民家カフェ。畳のお部屋にちゃぶ台、そして着物のお姉さん。和の佇まいが素敵です。佐倉についていろいろ教えていただきました。
モノクロのシンプルさ
モノクロ写真、いいなと思うようになりました。色がなくてシンプルな分、形や質感に目がいきます。白と黒との間の濃淡、光と影。シンプルに、現実をより抽象化したような印象。色の情報を削ぎ落としたモノクロだからこそ、見えてくる風景もあるんだと思います。
そんなわけで、佐倉散策から、モノクロでの作例15枚でした。