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twitterで偶然みつけた漫画「ゆがみちゃん」が心に刺さった

タイムラインをぼんやりと眺めていたら目に入ったのがこの画像。可愛らしいイラスト…と思いきや。


ダブルバインド辛いよね…とか、女友達もこんな風に言われて辛いなんてことをこぼしていたなあとか、イラストの感じも好きだなあ、なんてことで、ふと気になったのでした。作者さんのプロフィールを見たところ、amazonへのリンクが張られていました。漫画を出してるんですね。それにしてもこのツイート、よく見たらもう1年以上前のもの。それがリツイートで流れてくるって、すごいなあ。
女性の出産と仕事を取り巻く問題をこんな風に可愛いイラストでキャッチーに描いている人の漫画…きっと面白いだろうな、と思って、衝動買いをするにはちょっと躊躇う金額だったけれども、購入。そのまま一気に読み進めました。すっごく概念的な文章になってしまいますが、感想を記します。


ゆがみちゃん 毒家族からの脱出コミックエッセイ<ゆがみちゃん>

「兄妹を徹底的に差別し、娘の人格を否定し続ける母。罵声や暴力によってわが子をコントロールしようとする父。新興宗教を家族に強要し、恨み節や悪口をまき散らす祖母。」とアマゾンの紹介分にある通り、ゆがみちゃんがこの家庭において受けていた仕打ちは、読んでいるのが苦痛なほど。

自分の場合はどうだったかな、と考えながら、ずっと読み進めていました。僕がこういう毒親の元で育ったかといえばそんなわけではないのですが、かといって、親のこと・家族のことで全てが順風満帆だった、何も問題がなかった、というわけでもありません。みんなそうなのかなあ、とも思います。どうなんだろう、ほかの家のことは、わからないけれど。

がんばっても褒めてもらえなくて悲しかったこと、言い争いになってひっぱたかれて怒声に罵声で怖かったこと、理不尽な怒られ方をされてしんどかったこと、など。今でもはっきりと思い出せるぐらい、頭の中にこびりついて離れないこともあります。刺さったまま、抜けないままのトゲ。トラウマというほど大げさではないにしても、あのときのあの出来事のせいで…ということは、あります。

ずーっと小さい頃の話ですが、辛くて悩んでいたことがあって、それを親に相談したところ「自分で何とかしろ」と言われたことがありました。もうはっきりとその時の状況や言葉を思い出すことはできないのですが、どうしようもなく辛くて助けてほしかったのに知らんと突き放されたときの絶望感だけは強く残っています。

思い返しても辛いだけだし、いまさらトゲを抜こうとしても痛いだけ。見て見ぬふりをして、気づかないように覆い隠してとげのことを忘れて生きていくのがいいのかな、なんて思うこともありました。でもやっぱり、折に触れて刺さったトゲがちくっと痛むんですよね。いくら見えないように覆い隠して痛くないって思い込もうとしたところで、痛いものは痛い。辛い、苦しい、怖い、しんどい…こういった感情って、ため込んだ分だけ、その後の自分の行動を縛るんですよね。そしてどこかで一気に噴出する。

今でも、何か困ったことや悩み事などがあっても、自分で何とかしようと考えます。まずは一人でやってみてだめだったらそのとき考えようとか、周りに迷惑かけないように…なんて考えたところで、根底には断られるのが怖い、という思いがあるのでしょう。それは、もしかしたら、小さい頃に親から突き放されたときの絶望感が原因なのかもしれません。

ゆがみちゃんのように、これまでの思いをちゃんと向き合って、自分の中で落としどころを見つけられれば、肩の力を抜いて、もう少し生きやすくなるのかな。
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スクショのせちゃいましたが、著作権上問題があるなどご指摘あれば削除させていただきます。

決して「すべて親のせいだ」というわけでもなく。一つ一つが積み重なって、今の僕があるんだろうと思います。長所も短所もぜんぶひっくるめて。