暮らし記

ふたり暮らしの記録。

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たまには、ただの日記

春が来た…と錯覚するかのようなぽかぽかとした休日。冬はどこにいってしまったのか。きっとまたすぐひょっこりを顔を出すに違いないけれど、今日と明日は、一足先の春の陽気を楽しませてもらうことにしよう。

さらりとセーター1枚にジャケットを着て、その上からストールを羽織ってみると、ともすれば暑さを感じるぐらい。本当に冬はどこにいっちゃったんだ。まだ2月だぞ。真綾さんのFMUPストールが大活躍。初めてのストール。勇気を出して買ってよかった。コートを着ていないからかな、ずいぶんと体が軽い。冬は気分がどんよりとしがちだけれど、それはきっと天候のせいだけじゃなくて、身に纏う衣服の重さが体を窮屈にしているんだと思う。軽いのがいいよ。ぜんぶ寒さのせいだ。

天気予報では、土日は曇りか雨かということだった。すっかり家に籠って本でも読んでいるつもりでいたけれど、雨が降るどころかすっかりいい天気。水気を含んだもわっとした空気だけれど、笑っちゃうぐらいの晴天だ。晴れた日に出歩いていると、それだけで気分が良くなる。いつもは自転車でさっと駆け抜けていく道を、今日はゆっくりと歩いてみる。ある意味自撮り。たまにはこんなものも。
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きっと夜型生活を続けていた反動なんだと思う。陽の光がとても心地良く、恋しく思える。もう少し暖かくなったら、ビニールシートをもって、広い芝生がある近くの公園に行こう。やんわりとした陽射しのしたで、本を読んだり、公園で遊ぶ人たちを眺めて頭の中を空っぽにしてみたり、気まぐれでカメラを構えてみたり、のんびり過ごす。たぶん、すごく贅沢な時間の使い方。

忙しない毎日を過ごしている。あっという間に月曜日が金曜日になって、土曜日が月曜日になる。そんな日々の中にあって、過ぎていく時間を、少しでも、今ここに留めておきたい。1日が30時間ぐらいになればいいのに、というのではなくて、1秒がもっとゆっくりになればいいのに、と思う。年齢を重ねるにつれて、時間が経つのを早く感じるようになるという。たまには、それに逆らう試みをしてみよう。

なんのことはないただの日記。