暮らし記

ふたり暮らしの記録。

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続けるための秘訣は「再開する」ことじゃないかと思うんだ

人生なんでもかんでも「なんとかなるさ、気楽にいこう」というスタンスで臨んでいます。やりたいことをやって生きていきたい、というよりはもうちょっと消極的な理由で、痛いこと・辛いことを味わいたくない…というのが根本にあります。

そんなぼくですが、たまには「がんばってみよう」と思うことがあります。目標を立てて、コツコツ頑張ってみようと思うわけです。ただ、上手くいかないことも多くて、「一つのことを続けられない」「忍耐強さが足りない」「根性がない」みたいなことを、誰に言われるわけでもないのに考えてしまって落ち込むこともあります。

そんなときにどうしているか、というお話。
結論から言えば、こうです。


無理して続けて嫌になるぐらいなら、一度やめてしまえばいい

何か新しいことを始めるときって、モチベーションにあふれてるんですよね。ただ、時間が経って当初の勢いがなくなってくると、モチベーションも上がりづらくなってくる時期がきます。

高校生が喜々としてギターを買って、しばらく夢中になって弾いていたのに、ふとしたときに触りもしなくなってしまう、というような。順調にやっていればたどり着くある程度のレベルまで上達して、それ以上には「痛み」を伴う練習をしないといけない…ということが自覚されてきて、手が遠のくのかもしれません。あるいは単純に、手が痛い、うまく弾けない。思うようにいかないことを受け入れられず、諦めてしまうのかもしれません。

たとえば最近のぼくの話であれば、キャリーミーという折り畳み自転車を買いました。RX100M3というカメラを買いました。「自転車にのっていろんなところの写真を撮ろう!」なんて喜々として掲げていましたが、ここ最近はキャリーミーと外出する機会がめっきり減りました。寒いというのもあるし、折り畳み自転車にしては最軽量といえる部類であるとはいえそれでも10㎏近い重量感は、気軽に外出するにはいささかハードルが高いことを痛感しました。買う前はあれだけ楽しみにしていたのに、そのとき思っていたようにはいかないですね。

痛い「けど」がんばる、それとも、痛い「から」やめる

「痛み」が気にならないほどにその何かを好きであれば、おそらくこんな壁にはぶつからないのでしょう。順調に、すいすいーっとどんどん高みへ行けるんだと思います。ただ、ぼくのこれまでの経験からすると、「痛み」にぶつかってしまうことのほうが多い。というか、ぶつからないことなんて、ないんじゃないかとすら思います。

2つの選択肢があります。痛い「けど」がんばる、それとも、痛い「から」やめる

ぼくなら、やめちゃいます。えいやっ。そんな踏ん切りがつくようになってきました。だって、続けてても楽しくないことを続けていても、これっぽっちも楽しくないんです。だからぼくは、痛いのに無理して続ける必要はないと思ってます。

やめても、また再開すればいい

きっとそのうち、自然とまたやりたいと思えるようになるときがくるから、そのときに、再開すればいい。それぐらいのゆるーい感じで構えてます。そのへんについては、以前にこんな記事を書いています。

nm15.hatenablog.com
この記事からもう2年が経つんですね。大学を卒業して仕事をするようになって、それでもこの根本が変わらないというのもおもしろい。

無理して続けるのではなくて、楽しく続けたいんですよね。だから、やりたくなくなったらやめるし、やりたくなったら再開してます。

このブログだって「続いて」ます

毎日どころか週に一度も更新しない日もありますが、ぼくはブログを「続けている」と思ってます。

ブログを続けるって、どう定義しますか?
毎日更新する?
1週間に1回更新する?
1か月に1回更新する?
1年に1回更新する?
どこまでを「続ける」って呼べるんだろう。

このブログに関しては、2013年10月にはてなブログに移行して、更新を始め増した。2014年1月の更新を最後に、次の2014年11月の更新までは10か月の空白期間があります。更新再開かと思いきや、一度更新したその次は、2015年5月。また半年のブランク。

それでも、長い目で見れば、2013年から続いているんじゃないかなーと。

以前ほどやりたいって強く思えなくなったり、乗り気でなくなってきたり、何かおかしいなと感じたら、あえて一度離れてみるのも一つです。楽しく続けるためには大切です。それぐらいのゆるーい感じでやってます。