暮らし記

ふたり暮らしの記録。

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仕事が終わったらご飯を食べて寝るだけ…の生活はもうたくさんだ

目覚まし時計にたたき起こされて一日が始まり、ばたばたと身支度をして、仕事をしていたらあっという間に日が沈んでいて、家に帰ったらもうへとへと、ご飯を食べてお風呂に入って、布団にもぐっておやすみなさいを誰に言うでもなく一日が終わる。


削れるものといえば、睡眠時間ぐらい

通勤電車の、スーツを着たおじさんたちの疲れ果てた顔を見ていると、こんな風に家と職場を往復するだけの月火水木金を過ごしている人は多いんだろうなあと思わされます。そんなことを言っている僕もその仲間の一人。必死に仕事をしていると、気が付いたら月曜日が土曜日になって、土曜日が月曜日になっている。もう何が何だかわかりませんが、やりたいことが何もできずに、とにかく時間だけが過ぎていて愕然することばかりです。

仕事は仕事で、早く帰ろうという努力はするものの、それで早く帰れることは稀なものです。一日24時間。仕事の時間が減らないのであれば、減らせるものは、せいぜい睡眠時間ぐらいなものです。

それでも、やりたいことをやったほうが、頭がすっきりする

終電まで仕事をして、家に帰ってなんやかやして寝るのは2時手前…なんてときでも、意識的に、気分転換をするようにしています。よっぽど「もうだめだー」というとき以外は。30分の睡眠時間を削って、30分、好きなことをして過ごす。30分とは言わず、5分でも、10分でも。その日の気分と、やりたいことに合わせて。

何もしないでいると、家と職場を往復して、ただ仕事をしていたら1週間が終わり、なんてことにもなりかねません。というか、何度もそうなってました。そういうときは、頭の中が凝り固まっていたように思います。日中たくさん仕事をして、家に帰って「また明日も仕事だ…」と思いながら寝て、起きたら「また今日も仕事だ…」と、仕事のことなんて考えたくもないのにそれ以外のことが頭に浮かばない状態。ひどいときは、自分の繁忙期にチームメンバーの突然の退職が重なり案件数が急増して、毎日終電帰りでも追っつかない…なんてばたばたした時期もあり、これが続くと鬱になるんだろうなあ、という予感がありました。チーム全員死んだ顔して仕事してましたもん。体の疲れ以上に、心の疲れが重い。

仕事だけの1日にしないことが大切だと感じます。仕事をがんばったご褒美に、一日の終わりに自分がやりたいことをやる。なんでもいいから、仕事以外のことを考えて、楽しむ時間を作る。仕事だけにならないように。ただ、その代償が自分の睡眠時間というのは、自分でもどうかと思いますけどね。

帰宅途中に「今日は何をしようかな」と考えること自体も些細な楽しみの一つになります。ちょっとでも頭を仕事から切り離す機会を増やしていきたい。この辺は今も手探りで試行錯誤をしているところで、無理なく気分転換できるやり方を見つけていきたいなあと思っています。誰にでもあった方法っていうのもないのだろうから、自分がやりたいようにやってみます。

一つだけ、最近ちょくちょくやっていて、なかなか爽快なことがあるのでご紹介。

手ぶらで散歩、おすすめです。

仕事帰りに一つ手前の駅で降りて歩く…とかではなくて、一度家に帰って身軽な格好に着替えてから歩くのがポイントです。身軽な格好に着替えて、手ぶらで、それこそ家の鍵だけしか持たないで歩く。夜道を5分、10分散歩してみるだけでも、ずいぶん気分が軽くなります。

普段スーツを着て仕事をしている人は特になんですけれど、Yシャツ、スーツを着て、カバンを持ち歩いて…と、ひたすらに上半身が窮屈になりがちじゃないですか。ちゃんとサイズを合わせたものを着るだけでもだいぶ違うのですが、それでもやっぱりスーツの窮屈感はストレスの原因じゃないかとさえ思えるほどに。それに、カバンを持っていると、ちゃんと腕を振れないんですよね。要は重りを持って歩いているわけで…。

手ぶらで散歩していると、普段あんなに窮屈な思いをしてたのか、と痛感します。開放感がすごいです。軽さは正義。この時期は特に暑くもなく寒くもなく、散歩するにはぴったりです。気分転換にもなるし、体のちょっとした運動という意味でも、おすすめです。

近くに鉄棒があれば、ついでに掴まってみると、なおよいかもしれません。
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