暮らし記

ふたり暮らしの記録。

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肩が凝るなら、鉄棒にぶら下がってみてはいかがでしょうか

今日、久しぶりに仕事を早く上がれたもので、夜、ランニングをしてきました。もう半年以上ろくに走っていなかったんですけど、ふと、体を動かしたいという欲求がふつふつと沸いてきました。デスクワークで体を動かさない日々が続くと、たまに無性にこういう衝動に駆られます。

nm15.hatenablog.com
以前にこんな記事を書きましたが、正しくそのときがやってきたという感じでしょうか。心と体の欲求として、走りたいと思ったわけです。



で、しかし今回のテーマは、鉄棒。家の周りをぐるっと4㎞コースの途中に健康器具コーナーみたいなものがありまして、そこに懸垂用の大きな鉄棒があります。以前定期的に走っていた時も、走るたびに使ってました。走り終わった後に立ち寄って、足のストレッチをしてから鉄棒にぶら下がり&懸垂、という流れ。これがなかなか、上半身にいい刺激を与えてくれるんですね。ストレッチ代わりみたいなもんです。走っていなかったときは当然ここに立ち寄ることもなかったので特に鉄棒に触ることもなかったんですが、だからなんでしょうね、ここ最近の体のだるさは。今日は改めて効き目を実感してきました。

1分間、ただひたすらに鉄棒にぶら下がるだけ

これがすごい効くんですよ…。年寄みたいなトーンで言いますが、よく効くんです本当に。

通勤で歩いたり、下半身を使うことはあれど、デスクワークが中心だと、上半身を使うことってなかなかありません。基本的にパソコンに向かっての作業なので、動かしているのってほとんど指先だけ。歩いているときも、鞄を持っているので、あんまり大きく腕を振ることもなく。だんだんと上半身が凝り固まっていくような感覚。肩凝りだったり、首筋が張ってきたり。腕が重く感じたり、だるさを感じたり。

そういうのって、つまりは、動かさないから固まっているわけで、逆に、動かしてあげれば解消するんですよね、というのが持論です。凝っているのなら、動かしてあげればいい。

上半身のトータルストレッチ

そこで鉄棒です。1分間ぶら下がり。これの何がいいかって、首、肩、腕、指、胸、背中…あとは腹もかな。上半身全体がぐーっと伸びます。ぐぐぐーっと伸びているのが感覚としてわかります。鉄棒をつかんだ指を起点に、全体重がかかるわけです。よくオフィスで指を組んで腕を上に伸ばしてストレッチ…とかしている方もいるかもしれませんが、あれをもっと効き目を強くしたような感じ。自分の力で伸ばすよりも、全体重を重力に引っ張ってもらうほうが力は強い、ということですかね。

ぶら下がり1分というのはあくまで目安ですが、けっこうぷるぷるしてきます。腕もそうだし、何より指にくる。仕事をしていて指に力を込めることってないですもんね。握力の低下を痛感させられます。その分の効果はしっかりありますよ。ぶら下がりついでに懸垂もしてみるとなお効き目ありです。次の日に腕が上がらなくならないようにご注意ください。


今日はランニング自体も半年ぶりと、かなり久々でした。キロ7:30ぐらいのペースでゆっくり走ってきましたが、そんなペースでも走ること自体が久々なので、いい刺激になります。ランニングと鉄棒で、下半身にも上半身にも適度な刺激&ストレッチになっているのかなと思います。体全体を覆っていたモヤ・霞が晴れた気分で、体が一気に軽くなった感じ。

無理せずゆっくりと強度を上げていくつもりです。冬は特に寒さで体が縮こまりがちなので、意識的に動かして、筋肉をほぐしていくようにしたいですね。鉄棒は時間もかけずに手軽にできるのでお勧めです。

走ることについて語るときに僕の語ること (文春文庫)

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