暮らし記

ふたり暮らしの記録。

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キャリーミーで前回り一回転をかました単独落車事故のお話。

やってしまいました。
前回り一回転して、左肩からの着地。

若干の下り坂。狭くて車通りの多い道だったため、ゆっくり目に歩道を走っていました。歩道を走るときは段差に神経を使っていましたが、今回は、まさにその段差を超えるときの出来事でした。

初めての落車事故。被害としては、キャリーミーには傷一つなく、代わりに僕の体がぼろぼろになりました。

  • 左肩・左肘にそれぞれ500円玉ほどの大きさの擦り傷(Tシャツが無残に破けました)
  • 左目回りに軽度の擦り傷(+メガネの左目のレンズが擦り傷だらけ…)
  • 右手首・小指を打撲(恐らく折れてはいない)

まあ、頭から落ちたりすることなく、車にもひかれることなく、この程度で済んだのは幸いでした。命あってなにより。



クイックレリーズのゆるみ

今回の前回り事故の最大の原因はこれですかね。
ハンドルのクイックレリーズが緩くなっていたようで、段差を超えた際の衝撃で、ハンドルがすとんと落ちてしまいまったようです。段差を超えた瞬間に一気に前のめりになってバランスを崩し、何が何だかわからないも危険を感じたためとにかく止まろうとブレーキをかけたところ、くるりと前回り。うーん。

とっさによぎったのは、ロード乗りの方々のブログにのっていた「倒れるときは左側、絶対に左側!」ということ。うまいこと左側に転がることができました。キャリーミーは車道にじゃっかんはみ出ていたのですが、後ろの車がうまいこと避けてくれ、大事には至らず済みました。あの車には本当に迷惑をかけました…。生きててよかったです。

前回りをかました瞬間は何がなんだかわからなかったのですが、脇道に避けて状況検分する中で、原因が発覚しました。まず前提として、キャリーミーでは段差を超える瞬間は不安定になりがち。そこに、突然ハンドルが落ち全体重が前にかかるようになり、バランス不全。さらには止まろうとしてのブレーキ全開。若干とはいえ下り坂。前回りするには十分すぎるほどでしたね。

乗車前点検は確実に

さくっと組み立てられるのが魅力の折り畳み自転車とはいえ、確認はしっかりしようと思います。
組み立てるのに1,2分。確認に同じ時間をかけても、5分とかからないわけですからね。
さくさくっと組み立ててはいレッツゴー、なんて調子に乗ることのないように、いい教訓でした。


ちなみに、事故は家から自転車で5分程度のところ。
すぐに引き返して、傷口を水で流して傷パワーパッドを貼り、打撲した右手はひたすら氷をあててアイシング。
家から近いところでよかったですが、これが輪行先での出来事だったらと考えると、途方にくれますね。
簡単な応急処置用に絆創膏と包帯ぐらいは鞄に忍ばせておいてもいいかも…。

キャリーミーはこれまで乗っていた自転車とは違ってかなり癖の強い自転車ですから。
まだまだ買って1か月ちょっと。慣れたとは思わず、いろんなところに注意を払いつつ楽しんで乗っていきたいものです。



ヤフー知恵袋で見つけたキャリーミー乗車時の注意点。
これがすごく参考になってます。今日の事故をきっかけに読み返してみたところ、段差のところはまさにという感じ。気を付けよう。
detail.chiebukuro.yahoo.co.jp

気をつける点はもう出尽くしているのですが、自分の経験で言わせてもらうと前倒や後倒は意識し段差の斜め乗り上げも意識してましたが、後輪を引っ掛けて危うく転ぶところでした。一応意識していましたので(十分減速)すぐに足がでましたが。15kmぐらいでこうなったらとおもうとゾクっとしました。
とくに走行しやすい車道から車が多くなり歩道に乗り上げる時の浅い角度です。


立ち漕ぎはあきらめて上れない坂は素直におりることです。

ブレーキの利きが甘いです。スピードに乗って大きな交差点の信号が黄色に変わり対向車が曲がるそぶりをみせたとくはぞくっとしました。なんとか停止できました。(すぐさま逆に前倒が脳裏に浮かびました)


路面をよく見ることです。
出っ張り以外にもくぼみもバウンドしたりして転倒の可能性もあります。

・体重移動に注意する
タイヤが小さい分、加速時にウィリーしたり、減速時にジャックナイフしたりしやすいです。
加速時には体重を前にかけ、減速時には体重を後ろにかけるように心がけると安定します。
まあ、これはすぐに慣れると思います。


・段差に弱い
タイヤが小さい分段差に弱いです。普通の自転車なら難なく超えられるようなちょっとした段差でも、Carry-meの小径タイヤでは正面衝突に近いことになったりして。
歩道を走ったりすると、交差点とかで車道との降り昇りにごく小さな段差があったりしますが、そういうのでもすごく気を遣います。
あとは、点字ブロックとかも地味に走りにくいです。乗り越えるときに要注意。
そういうトラブルの素が多い歩道より、車道の方が断然走りやすいです。
あとは、走っている最中はよく路面を見て、段差はちょっとしたものでも避けるような癖を付けたほうがいいでしょう。

・雨上がりなんかは路面コンディションに注意
排水溝の蓋とか、マンホールの蓋とか、雨上がりでぬれてると結構すべります。真っ直ぐ走る分には大丈夫ですが、そういう滑りやすそうなところに曲がりながら進入すると、バランスを崩しやすいです。その手の路面には曲がりながら入らないように注意する必要があります。
段差と違って油断しがちで油断してると結構危ない。
これだけは今でもたまに転けそうになったりすることがあります。

といったところが注意すべきポイントでしょうか。