暮らし記

ふたり暮らしの記録。

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フットワークを軽くしてくれるものを揃えたい

今日も仕事帰りに本屋をぶらぶらしてきました。

本棚を眺めながら歩いている中で目に留まったのは、一冊の雑誌。タイトルは忘れてしまったのですが、自転車とカメラで旅をしよう、というコンセプトの雑誌でした。折り畳み自転車をお供に、旅先を軽快に走り回りませんか、って。

自転車、旅。この言葉の組み合わせに無性に心惹かれます。

自転車も旅も、どちらも好きです。自転車については、特段お金をかけていいのに乗っているわけではないんですけどね。高校のときに自転車通学をしていまして、片道8㎞、30分弱の道のりを毎日漕いで、自転車を漕ぐ楽しさを散々味わってきました。おかげで10㎞~20㎞程度の外出なら、まずは自転車でいけないかなあ、なんて考えたりします。


ただ、いかんせん、この2つのキーワードが結びついていなかったんです。

もともとが怠けるの大好き、あれもこれも不安になってしまうような小心者です。自転車旅。行きは楽しくても、帰りが大変なんじゃないか。自転車持ってるから途中で電車とか乗れないから、つらくても無理でも漕いで帰ってくるしかない…下手したら相当の苦行になってしまうんじゃないか。そんなことを考えて、なかなか踏み切れていなかったんですよね。都合よく旅先でレンタルサイクルがあるわけでもないですし、あってもきっとぼんやり「めんどくさい」と感じてしまって、使わないんだと思います。


ここ数年、長野に出かける用事が増えました。
最初はわくわくしながら善光寺参りをしてみたり、あちこち歩いてみたりしたものですが、だいたいは善光寺前をふらふら歩いて、ちょっとしゃれた喫茶店に入ってのんびり本を読む、というようなパターンになってしまいました。すごく贅沢な過ごし方、充実感もあるんですけどね。せっかく長野に行っても、特にどこに出かけるでもなく、行動パターンが固まってしまっているのがどうにももったいない。旅ではなく、日常の延長戦になってしまっているんですね。

電車で移動しても、駅からは徒歩じゃいけない距離だったり。バスも1時間に1本だったり、数時間に1本程度だったり。そうすると、なかなか気軽にでかけよう、という気分にはならない。怠け者です。

そこに折り畳み自転車があったら、どうなるだろう?

想像するだけで楽しいですね。駅に降り立ったら、まずは自転車を組み立てる。どこに行こうか。いい天気。自転車に乗って、軽快に、長野の空気を感じながら走り出す。目的地までの道のりもすごく新鮮。遠くには山。過ぎ去る風景は畑。木々。緑。青々と。そんな中を自転車で駆け抜ける。楽し出いる間に、あっという間に目的地にも到着。徒歩移動とは、フットワークの軽さ、行動範囲が段違い。想像するだけでわくわくです。


何かをしようと思ったときに、ダイレクトに行動に移せるような環境にしていきたいですね。やる前にいくつも準備があったりすると、どうしても気分がなえてしまいます。怠け者という性格は自覚したうえで、工数を減らして、障害を減らして、フットワークを軽く、軽くしていければきっと楽しく動き回れるはずです。

そんなわけで、折り畳み自転車、検討中です。きっと近いうちに買っちゃうんだろうなあ。