暮らし記

ふたり暮らしの記録。

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本屋散策のススメ

本屋をぐるぐるするのが好きです。

何か買いたい本があって探しに、というわけではなくて、これといった目当てもなくぶらぶらします。仕事帰りに10分だけさっと眺めることもあれば、休みの日に気づいたら1時間以上、なんてこともあります。

本屋の中を散策していると、それだけで楽しいです。特に意識せず、本棚を眺めながら歩いているだけで、いろんな発見があります。思いがけないところで関心のあるテーマの本を見つけることもありますし、ふと目に入った本を手に取ってみたら、思わず読みふけってしまうぐらい面白かったりもします。

僕の読書スタイルは、8割がたがkindleです。小説、漫画、ビジネス書や新書、ノンフィクション系。paper white端末が素晴らしいですね。逆に残りの2割、紙ベースで読む本が何かといえば、紙面構成、デザインを含め楽しみたいようなもの。図版が多めのもの。雑誌や参考書系、美術系の本なんかがそうです。

こういった本は気軽にパラパラめくれることも重要になってくるので、やっぱり紙を選びます。電子書籍だといちいち検索かけたり、しおりを予めつけておいたとしてもメニューを開いてその個所のしおりを探して…なんて、膨大な手間がかかってしまう。付箋を貼ったりページの角を折ったり、直感的に引っ張り出せるし、この本のこのあたりにあったよな、とぱらぱらめくってみるとだいたいたどり着けてしまうんですよね。読書体験として、画面が切り替わっていくだけの電子書籍に対し、手で本を持ち、紙をめくり、本の厚さを感じながら読む、というアナログなところが記憶に残るのかな、と思います。

ここ数年は、年間8万冊以上の本が出版されているそうです。
1週間に1冊読んだとして、1か月で4冊。1年間でだいたい50冊程度。理想を言えばその倍の年間100冊ですが、それでも100冊。80,000冊の1%にも満たないんですね。知らないところで、もっともっと面白い本があるかもしれないわけです。

世の中ほんとうに知らないことばっかり。