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就活における「成長」という言葉に覚える違和感

先週の水曜日、部活の一個下の後輩(就活前線真っ最中)から就活について相談を受ける機会がありました。それを機に再び就活について振り返ってみたのですが、当時から持っていた「成長」という言葉に対する違和感を改めてハッキリと認識し直す結果となりました。
まだ言葉にうまくできないレベルでしかないのですが、記事にしてみたいと思います。



11月ごろにもこんなことをついったーで呟いていたので引用しますが、要はこういう印象を受けるんですよね。

「市場価値を高めるためにがむしゃらに働け」

就活をしていて説明会などに行くと、成長という単語を聞かないことなんてなかったんじゃないかと思います。


「成長」という単語の前提となるのが、「自分の市場価値を高めないと、これからは生き残れない」という論。

日本の人口はこれからどんどん減少していく。東南アジアの国々は競争力をどんどん高めてくる。日本も競争力を高めていかないと、これから生き残ることはできない。企業がそうなのだから個々人においても同様で、どこに所属するかではなく、何ができるかを磨いていかないと、人材市場で生き残ることができない……。


これに関しては否定するものではないと思っています。ずっと一つの企業にしがみついていく予定ならまだしも、転職の可能性も視野に十分に入っているならば、「成長」することは必要不可欠であるように思えます。
実際に、例えばはてなブログにおいても、いわゆる大企業で働いている人が自分の能力を高めるどころかこのままではサビついてしまうことに危機感を覚え転職するといった話がありました。一時期インターンをしていたベンチャーにおいても、大企業からの転職組がいましたし。

どこに向かって「成長」するのか

では何に違和感を覚えるのかというと、みんながひたすらに「成長」「成長」「成長」と、就活においてひたすら「成長」という言葉を"唱える"(それこそ呪文のように)ことに違和感を覚えるのですよね…。彼らは「成長」の先に何を見ているのか。


面接だとか就活生の会話などにあった「成長」に関わるものを思い返してみると、

  • 人事「当社の営業・マーケ・経営企画・経理、どの部署が最も成長できると考えますか?」
  • 学生「誰よりも早く成長するため、早くから責任ある仕事を任される御社を志望しました!」
  • 学生「お前なんでベンチャー行くん?」「バリバリ働いて早く成長したいからな!」「やっぱり成長はでかいよなー」


なんというか、こんな感じで、みんな意識的なのか無意識的なのかわからないけど、同じ方向を向いている宗教のようで、こわいというか気持ち悪い。


ベンチャー企業やいわゆる「意識高い系」の学生にこういう人たちが多いのはイメージ通りだったのですが、時期が進むにつれ、「お前そんなんじゃなかっただろう」という大学の友人たちまでもが口をそろえて「成長」「成長」言うようになったのは、ものすごく異様でした…。

なかにはこんな就活サイトもあります。
ベンチャー・成長企業の新卒就活ならPASSIONナビ
一度参加してみたのですが、宗教感が凄まじくて、ぼくはひきました。



もちろん企業に入って働くからには「成長」すること、仕事ができるようになること、自分自身のスキルを高めることは大事(というか前提条件)だと思います……が、ここまでいくと、なんだかなあって思ってしまいます。